「おうちde美術室」④子どもの絵の読み方【1歳半~】

これさえ知っていれば、もう「うちの子、絵が下手で…」や「うちの子、大丈夫でしょうか…」と言わずに済みます。1歳半から「小さな美術室」に通ってくれている方には朝飯前の情報ですね!



【用意するもの】

・お子さんの描いた絵

【読み方】

①上の黒いギザギザで描かれたぐちゃぐちゃの線は、1歳4か月の男の子の絵です。人間は1歳半ごろから、手を動かして描くようになり、この頃は主に直線を描きます。

②さてお次はこれ。最初の線と明らかに違うところがありますが、おわかりですか?同じ男の子の2歳の作品です。答えは曲線の現れです。

③そしてお子さんの絵を理解する上で最も楽しみなポイントが、「頭足人」です。この上の3つの絵は「頭足人」と呼ばれる「顔(頭)から手足が生えている人」です。個人差がありますが、3歳~4歳の子どもがよく描きます。



【まとめ】

子どもの月齢によって「描ける線」が違います。

これを知っておけば、ぐちゃぐちゃを描く我が子に、「大丈夫…?」と思うことはないですね。また、無理やり形を描かせようとしなくて済みますね。



続きは、緊急事態宣言が解除されてからの「小さな美術室」で学びましょう!こんな状況ですので、遠方の方でも学べるようなテキストを、今考案中です。

1歳半からの絵画造形教室「小さな美術室」

「小さな美術室」は町田市にある、1歳半から参加できる造形あそびの教室です。 「COMMUNE BASE マチノワ」(町田市中町3-10-6)で活動しています。